洗い流さないトリートメントでヘアケアをしているけど、適当な使い方をしている人が結構います。
せっかく髪にいい成分が含まれているのに、使い方が適当では効果をしっかり実感できません。
またはちゃんとした方法でケアしているつもりだけど、洗い流さないトリートメントにはたくさんのタイプがあるのにどれも同じ使い方でいいの?
と思われている人もおられるのではないでしょうか。
ここでは、洗い流さないトリートメントの共通の使い方を見ていくとともに、それぞれタイプ別の効果が出る使い方についても見ていきましょう♪
目次
どのタイプにも共通!洗い流さないトリートメントの正しい使い方
洗い流さないトリートメントのタイプ別の使い方を見ていく前に、まず、どのタイプにも共通している洗い流さないトリートメントの使い方についてご紹介します。
洗い流さないトリートメントには4つのタイプがあります。
- オイルタイプ
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
- ミストタイプ
今から説明する洗い流さないトリートメントの使い方はこの4タイプ共通の方法です。
使用する髪の毛の状態
洗い流さないトリートメントは商品によって、おすすめされている使用する時の髪の状態が異なります。
「髪が濡れている状態」か「髪が乾いている状態」か、の2パターンです。
もし商品が推奨されている状態以外での使用だと、洗い流さないトリートメントの効果をしっかり発揮できないため注意してくださいね。
ですので、新しく購入したら商品のパッケージに書かれている使用説明を必ず確認するようにしてください。
使用頻度・タイミング
効果がある洗い流さないトリートメントの使用頻度やタイミングについて知っていますか?
実は洗い流さないトリートメントは、毎日使用してOKです。
むしろ、毎日使用することで日々のダメージをケアしていけますよ。
また、1日に3、4回ほど使うといいです。
タイミングとしては、髪を乾かす前・寝る前・外出前がおすすめ!
びたん
あとは旦那さんとのお出かけ前にも使用しています\(^o^)/
髪から水分が逃げてしまいやすい状態の前に使うのがとても効果的です。
しかし、これらのタイミングはあくまでも目安なので、髪が乾燥していると感じたらすぐに使ってあげてOKです♪
1日に何回もハンドクリームを塗り直すように、髪にも洗い流さないトリートメントを付けなおしましょう。
⇛ 自宅用にはおすすめランキングの洗い流さないトリートメントがベストです
人気度抜群★洗い流さないトリートメントおすすめランキング!>ポーチに入れていてもオシャレな持ち運びやすい洗い流さないトリートメント
多種類の使用
洗い流さないトリートメントにはたくさんのタイプがありますが、それらは組み合わせて使用することが可能です。
ただし、ここでいう組み合わせとは、タイプの違う洗い流さないトリートメントを混ぜて使用するという意味ではないです。
組み合わせ方法の例
- 使用する髪の状態別でトリートメントを組み合わせる(濡れた髪用と乾いた髪用)
- 使用するタイミングでトリートメントを組み合わせる(家用と持ち運び用)
- 使用感や匂いの違いでトリートメントを組み合わせる(オイル・ミルク・クリーム・ミスト)
使用手順
効果がある洗い流さないトリートメントの使い方を4ステップでご紹介します。
手順① タオルドライをする
お風呂場から出て、髪の毛も肌のようにすぐさまケアしなちゃ!と思われがちですが、ちょっと待って下さい!
洗い流さないトリートメントを付ける前には、しっかりとタオルドライをすることが大事です。
髪についた水が洗い流さないトリートメントに含まれている油分や成分を弾いてしまうのです。
だからタオルドライにより、髪の余分な水分を拭き取ることが必要になってくるのです。
ただし、ここで注意してほしいのが、タオルでガシガシと拭いてはいけないということです。
濡れた髪はダメージを受けやすいです。
せっかくヘアケアを行うのに、自分で髪のダメージを悪化させてからケアを始めるのでは意味がありませんからね。
手順② 手のひらに洗い流さないトリートメントを広げて温める
びたん
髪の長さに合わせて出す量を調整しやすいですし香りもいいため、私のお気に入りちゃんです♪
チューブ容器やポンプ容器に入ったトリートメントだと、自然と手のひらの中央に必要分出すと思います。
洗い流さないトリートメントを手のひらで伸ばさずに髪に付けるとなると、どうでしょうか。
はじめに付けた部分にばかりトリートメント剤が付いてしまい、髪の毛全体にまんべんなく付けることはできませんよね。
そして、最後のほうに付けようと思った部分にもしっかり付けようと、トリートメントを多く使ってしまい、結果的に効果が出ない使い方になってしまうのです。
そんなことにならないように、手のひらの中央に出したトリートメントを、両手ですり合わせて手 全体に広げていくことが必要です。
またこのとき、指の間にも付いても構いません。
指の間についても、ハンドブラシをする要領でトリートメントを付けていけばいいのですから。
あとこの一手間で忘れてならない効果が手のひらに広げることで、トリートメントを適度に温めることが可能になるということです。
ほどよく温まった洗い流さないトリートメントは髪への成分の浸透率をあげることができ、より効果を発揮できますよ!
手順③ 毛先から順番につけていく
行きつけの美容師さんが「トリートメントを付けるときに髪の毛のどこから付けますか?と皆さんに聞くと意外と『後ろから付ける』と答える人が多い」と、言っていました。
そして実際に私も後ろから付けると答えた人です(^_^;)
しかし、後ろの髪から付けるのは間違っているんですって!
当たり前のようで意外と知られていないのですが、付け始めの場所が一番トリートメントの成分が浸透する場所になるそうです。
では、ダメージが一番気になる場所といえば?
そう!毛先ですよね!!
だから、毛先から付けていくことが大事になってきます。
そして、ただ洗い流さないトリートメントを付けるのではなく、しっかりと揉み込んであげてください♪
毛先にしっかりと馴染ませた後は、中間や根元のほうに順に付ける場所をあげていきます。
中間のときは表面だけでなく、髪の内側も忘れずに付けましょう。
頭皮につくと毛穴がつまり、健康な頭皮環境が崩れてしまいます。
びたん
>正しい付け方で付けたときとそうでないときを比べてみよう
手順④ ドライヤーで髪を乾かす
ドライヤーで髪を乾かす理由は、髪のキューティクルを引き締めることで、髪本来が持っているバリア機能を高めて髪のツヤを出すためです。
風邪を引かないようにするためではないですよ。
洗い流さないトリートメントを付けているから、ある程度はドライヤーの熱から髪の毛を守ることができます。
しかし、ドライヤーを近づけすぎて、髪の毛が高温になりすぎれば、その効果は薄れてしまいます。
洗い流さないトリートメントを付けているから大丈夫と過信せず、適度な距離を保ってブローしていきましょう。
適度な距離はだいたい20㎝ほど離れた位置ですよ。
⇛ ドライヤーの熱を利用して髪のダメージを補修する洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントのタイプ別、効果が出る使用量
「洗い流さないトリートメントはどのタイプでも効果が出る使用法は同じなの?」と疑問に思いますよね。
確かに、使用手順のように共通することもありますが、全ての使用方法が同じではありません。
とくに違いが出るのは、1回の使用量ですね。
洗い流さないトリートメントには、それぞれのタイプによって効果を発揮する使用量があります。
髪に合った適量を使用し、洗い流さないトリートメントの効果を上げていきましょう。
オイルタイプ
オイルタイプ プッシュ容器
オイルタイプでプッシュ式の容器に入っている洗い流さないトリートメントは、使用量の目安はプッシュの回数になります。
プッシュ1回でも容器によって出てくる量が異なるので、ここでは100-75mlほど入っている容器を目安にご紹介します。
細い髪 | 太い髪 | |
---|---|---|
ショート (アゴ上) |
0.5プッシュ | 1プッシュ |
ボブ (アゴから肩) |
1プッシュ | 2プッシュ |
ミディアム (肩から鎖骨) |
2プッシュ | 3プッシュ |
ロング (鎖骨から胸) |
3プッシュ | 4プッシュ |
胸よりも 長いロング |
3-4プッシュ | 4-5プッシュ |
ミディアム以上の人が乾いた髪に使用する際は、1プッシュずつ減らすとが良いでしょう。
オイルタイプ 瓶容器(スポイトなし)
オイルタイプで瓶のような容器に入っている洗い流さないトリートメントは、使用量の目安は手のひらに出す量が描く円の大きさになります。
ここでは直径1㎝のパールを目安にご紹介します。
細い髪 | 太い髪 | |
---|---|---|
ショート (アゴ上) |
パール0.5個分 | パール1個分 |
ボブ (アゴから肩) |
パール1個分 | パール1.5個分 |
ミディアム (肩から鎖骨) |
パール1.5個分 | パール2個分 |
ロング (鎖骨から胸) |
パール2個分 | パール2.5個分 |
胸よりも 長いロング |
パール2.5個分 | パール3個分 |
ミディアム以上の人が乾いた髪に使用する際は、パール1個分ずつ減らすと良いでしょう。
オイルタイプ 瓶容器(スポイトあり)
オイルタイプで瓶のような容器に入っており、なおかつスポイト付きの洗い流さないトリートメントは、使用量の目安は滴数になります。
細い髪 | 太い髪 | |
---|---|---|
ショート (アゴ上) |
0.5滴 | 1滴 |
ボブ (アゴから肩) |
0.5-1滴 | 1-2滴 |
ミディアム (肩から鎖骨) |
1滴 | 2滴 |
ロング (鎖骨から胸) |
2滴 | 3滴 |
胸よりも 長いロング |
2-3滴 | 3-5滴 |
ミディアム以上の人が乾いた髪に使用する際は、1滴ずつ減らすとが良いでしょう。
オイルタイプの洗い流さないトリートメントの中でも、瓶容器に入っているようなオイルの配合が多い商品は、ドライヤーの熱から髪の毛を保護し、まとまりをもたせる働きが強いです。
そのため、効果を期待して多めの量をつけすぎてもべたつくだけなので注意が必要です。
ミルクタイプ
ミルクタイプ プッシュ容器
プッシュ式の容器に入っているものは、使用量の目安はプッシュの回数になります。
100-75mlほど入った容器を目安にしています。
細い髪 | 太い髪 | |
---|---|---|
ショート (アゴ上) |
0.5プッシュ | 1プッシュ |
ボブ (アゴから肩) |
1プッシュ | 1.5プッシュ |
ミディアム (肩から鎖骨) |
2プッシュ | 3プッシュ |
ロング (鎖骨から胸) |
3プッシュ | 4プッシュ |
胸よりも 長いロング |
3-4プッシュ | 4-5プッシュ |
ミディアム以上の人が乾いた髪に使用する際は、1プッシュずつ減らすとが良いでしょう。
ミルクタイプ チューブ容器
ミルクタイプだとチューブ式の容器に入ったものもあり、その場合は、手のひらに出す量が描く円の大きさが目安になります。
ここでは直径1㎝のパールを目安にご紹介します。
細い髪 | 太い髪 | |
---|---|---|
ショート (アゴ上) |
パール0.5個分 | パール1個分 |
ボブ (アゴから肩) |
パール1個分 | パール1.5個分 |
ミディアム (肩から鎖骨) |
パール2個分 | パール3個分 |
ロング (鎖骨から胸) |
パール3個分 | パール4個分 |
胸よりも 長いロング |
パール3-4個分 | パール4-5個分 |
ミディアム以上の人が乾いた髪に使用する際は、パール1個分ずつ減らすと良いでしょう。
ミルクタイプの洗い流さないトリートメントは、髪の補修成分や髪の乾燥を防ぐ成分がオイルタイプよりも多く配合されています。
そのため、オイルタイプよりも気持ち多めに使用しても大丈夫です。
ただ、多くつけすぎるとドライヤーで髪が乾きにくくなってしまうので、注意が必要です。
クリームタイプ
クリームタイプは基本的にミルクタイプと同じ使用量でよいでしょう。
ミルクタイプよりも髪はしっとりとした仕上がりになります。
ミストタイプ
ミストタイプはスプレー式の容器に入っているので、使用量の目安はプッシュの回数になります。
ミストタイプは他のタイプと違い水分が多く、仕上がりも軽くなるタイプですので、思い切ってたくさんプッシュしても大丈夫です。
ですが、滴るほどに吹きかけるのはもったいないのでやめましょう。
目安としては、髪を4~6分割して、その1束分に2~6プッシュ程度がいいでしょう。
分割数 | 細い髪 | 太い髪 | |
---|---|---|---|
ショート (アゴ上) |
4分割 | 1プッシュ | 2プッシュ |
ボブ (アゴから肩) |
4分割 | 2プッシュ | 3プッシュ |
ミディアム (肩から鎖骨) |
6分割 | 2プッシュ | 3プッシュ |
ロング (鎖骨から胸) |
6分割 | 3プッシュ | 4プッシュ |
胸よりも 長いロング |
6分割 | 4プッシュ | 5プッシュ |
ミディアム以上の人が乾いた髪に使用する際は、ほぼ同じか、1プッシュずつ減らすと良いでしょう。
洗い流さないトリートメントの効果が出る正しい使い方はマスターできましたか?
洗い流さないトリートメントの共通した使い方を4つに分けてご紹介しました。
- 使用する髪の毛の状態
- 使用頻度・タイミング
- 多種類の使用
- 使用手順
びたん
目指せ美髪です!\(^o^)/
使用する髪の毛の状態
商品によって、おすすめしている使用するときの髪の毛の状態は、2パターンに分かれていました。
- 髪が濡れている状態
- 髪が乾いている状態
ただし髪が濡れていて乾かす前に使用をおすすめしている商品が主です。
使用頻度・タイミング
洗い流さないトリートメントの使用頻度は毎日使用していいです。
むしろ毎日使用したほうが、しっかり洗い流さないトリートメントの効果を実感できるのでおすすめですよ。
使用するタイミングは3つあります。
- 髪を乾かす前
- 寝る前
- 外出前
びたん
ただ1日3,4回までに抑えましょう。それ以上は無駄です。
多種類の使用
洗い流すトリートメントは、様々な種類の商品を1日の間に組み合わせて使用することが可能です。
組み合わせる例としては下記の通り。
- 使用する髪の状態の違いにより (濡れた髪用と乾いた髪用)
- 使用するタイミングの違いにより (家用と持ち運び用)
- 使用感や匂いの違いにより (オイル・ミルク・クリーム・ミスト)
使用する洗い流さないトリートメントを1個に絞る必要はありません。
洗い流さないトリートメントは、シーンに合わせて使い分けるのが最も大事ですし、メーカーも推奨して様々なシーン別の商品を展開しています。
使用手順
洗い流さないトリートメントの使用手順は4ステップありました。
- タオルドライをする
- 手のひらに洗い流さないトリートメントを広げて温める
- 毛先から順番につけていく
- ドライヤーで髪を乾かす
もう一度詳しく使い方について見たい方は上のコンテンツを再度読んでください。
>洗い流さないトリートメントの詳しい使い方(上のコンテンツに戻る)
また、洗い流さないトリートメントをタイプ別に見たときに、大きく違いが出る部分は使用量に関してでした。
それぞれの使用量も髪の長さや毛質(太さ)によって変わることも理解できたと思います。
正しい時に、正しい手順で、正しい量を、正しい回数使っていけば、美髪へさらに近づけるでしょう(*^^*)