乳液洗顔の効果が気になる！乳液洗顔を行うことのデメリットを知っておきましょう

乳液洗顔は今話題になっている洗顔方法です。どのような効果があるのかをご存知ですか？潤いが与えられて、美肌になると言われています。しかし、口コミや評判の中にはデメリットも出てきます。

乳液洗顔は本当に肌に良いのでしょうか？乳液洗顔のメリットもデメリットも知っておきましょう。

乳液洗顔の効果

乳液洗顔が美肌になれるのであれば、やってみたいと思いますよね。実際にはどのような効果が得られるのでしょうか？

保湿効果

クレンジングや洗顔をした後に、肌がつっぱったり、ごわごわしたりする感じになることはありませんか？それは、洗浄力の強すぎるクレンジングを使っていることが原因かもしれません。クレンジングの中には、しっかりとしたメイクを落とすために、強い洗浄成分が含まれていることがあります。

そういった洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使っていると、肌に必要な皮脂まで奪われてしまい、乾燥につながってしまっているのです。乳液には洗浄成分は含まれておらず、油分がしっかりと含まれているので、肌の皮脂を取り過ぎることがありません。むしろ保湿成分が浸透することで、潤いが与えられてふっくらと仕上げることができます。

毛穴の汚れが取れる

毛穴の汚れや角栓が気になる人は多いですよね。ザラザラした肌になってしまいます。毛穴の汚れを取ろうとして、ゴシゴシと強い刺激を与えて取ってしまうと、肌負担になってしまいます。毛穴の汚れは、皮脂腺から分泌された余分な皮脂や、古い角質が固まってしまってできています。

皮脂の汚れは油で落とすのが良いのです。乳液にはほどよい油分と水分が含まれています。その油分が毛穴の汚れを溶かし出して、取り除いてくれます。保湿が同時に行えるので、肌に負担がかかりません。潤いが与えられることで、ハリや弾力が出るので、毛穴も引き締まり、つるんとした肌にすることができます。

ニキビを防ぐ

ニキビの原因は、毛穴の皮脂つまりや肌が古い角質が溜まり、そこにアクネ菌が繁殖することによって起こります。特に、大人ニキビは肌の乾燥が原因で起こると言われています。ニキビが出来やすい人は、皮脂を取り除くことばかりに重点をおきがちですが、過剰な洗浄は乾燥を引き起こし、むしろ逆効果になっているのです。

肌に潤いを与えながら毛穴の汚れを取り除くことができる乳液洗顔は、肌の調子を整え、ニキビを防ぐことができるのです。

ターンオーバーが正常になる

通常私達の肌は、28日周期くらいで生まれ変わっています。それを肌のターンオーバーと言います。これが正常に行われないことで、乾燥やシミ、くすみ、たるみといった肌トラブルが引き起こされてしまいます。

肌のターンオーバーが乱れる原因は一つではありません。ただ、ゴシゴシと強い摩擦で洗う洗顔や、洗浄力の強い洗顔料での洗顔は、肌の乾燥の原因となり、ターンオーバーが乱れてしまう原因となっているのです。

乳液洗顔によって肌に負担をかけず、保湿しながら汚れを落とすことができれば、肌のターンオーバーが正常になります。そうなると、健康な肌が生まれ変わるようになるので、ハリや弾力のある若々しい肌にすることができるのです。

⇛ ターンオーバーについて詳しくまとめた記事へ
ターンオーバーって何？どうして乱れるの？

乳液洗顔のデメリット

肌が保湿されて、毛穴の汚れもすっきりと落ちるという乳液洗顔。メリットがとても多いことが分かります。しかし、デメリットもあるので知っておきましょう。

脂性肌には合わない

もともと、皮脂分泌が多い脂性肌の人には乳液洗顔は合いません。それは、乳液の油分が肌に残り過ぎてしまう可能性があるので、ニキビやテカリの原因になってしまう恐れがあるからです。脂性肌でも、過剰に皮脂を奪ってしまうのは良くありませんが、乳液はもともと洗浄のために作られているものではないので、通常のクレンジングや洗顔料を使用する方が良いでしょう。

しっかりメイクは落とせない

乳液には油分が入っているので、軽めのメイクなら落とすことはできますが、しっかりとした濃いメイクは全て落とすことはできません。ウォータープルーフのメイクやファンデーションをしっかりと塗っている場合は、通常のクレンジング剤を使用した後、乳液洗顔を行うようにした方が良いでしょう。

乳液がたくさん必要になる

乳液洗顔をするためには、乳液をいつもよりも2～5倍ほど多く使用しなければなりません。いつも使っている乳液でも乳液洗顔に使用できますが、あっという間になくなってしまいます。洗い流してしまうものなので、もったいないと思いますよね。

そして、乳液が高価なものだと、量をしっかり使えず、肌の摩擦が起きてしまい乳液洗顔の効果を感じられなくなってしまいます。毎日乳液洗顔を行うのであれば、洗顔用にリーズナブルな乳液を購入しても良いでしょう。

乳液洗顔が向いている人

乳液洗顔をするのがおすすめの人は次のような人です。

乳液洗顔は、乳液の油分でしっかりと汚れを落としながら、保湿効果があり、しっとりと潤った肌にすることができます。毎日しても大丈夫ですし、週に2～3回くらいの特別ケアとしても良いでしょう。くすみのない、ふっくら肌にしたい人におすすめです。

乳液洗顔のやり方

乳液洗顔は正しく行わなければ、逆効果になってしまうこともあります。保湿効果や美肌効果を感じるためには正しく行うようにしましょう。

蒸しタオルで温めることで、毛穴が開いて汚れが落としやすくなりますし、乳液の成分も浸透しやすくなります。血行促進作用もありますので、肌に栄養が行き渡りやすくなります。温かさが気持ち良いので、リラックスもできますよ。

乳液洗顔の注意点

乳液洗顔をする時の注意点も確認しておきましょう。

蒸しタオルの温度

蒸しタオルは電子レンジで使うと、中がとても熱くなっていることがあります。そのまま乗せてしまうと、顔の皮膚は薄いので赤みや炎症の原因となってしまいます。広げて冷ましてから顔に乗せるようにしましょう。

力を入れ過ぎない

乳液をなじませる時には、毛穴の汚れを取ろうとして力が入りがちになります。しかし、それは肌への摩擦になってしまいます。優しく乳液の油分と皮脂をなじませるようにする方が、汚れはきれいに溶け出します。力を入れ過ぎずに優しくマッサージするように行いましょう。

乳液の量

使用する乳液のテクスチャーによって量は違いますが、乾燥している肌だとすぐになじんでしまって、肌の上が乾いてしまうこともあります。

乳液の量はケチらずにたっぷりと使うようにしましょう。乾いた時には足すようにして調節をしてみて下さい。

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乳液洗顔後のスキンケア

乳液洗顔を行うと、しっとりと仕上がるのでその後のケアはしなくても良いと感じる人もいます。しかし、そのままだとやはり乾燥してしまいます。乳液洗顔でせっかく保湿しながら汚れを落として、肌状態が良くなったのなら、化粧水や美容液、乳液やクリームでの通常のスキンケアもしっかりと丁寧に行うようにしましょう。

乳液洗顔はデメリットよりもメリットが多い

乳液洗顔は肌の潤いを保ちながら、毛穴の汚れを取ることができるという洗顔方法です。乳液があればすぐに始められるので、簡単に試すこともできますよ。

脂性肌の人には向かない、濃いメイクは落ちないというようなデメリットはあります。しかし、乾燥しているけど、毛穴の汚れも気になるというような人にはおすすめしたい方法です。保湿ができて、ふっくらツルツルな肌になれるというメリットもあるのです。美肌になれる乳液洗顔を試してみてはいかがでしょうか。