モロッカンオイル 洗い流さないトリートメントの種類と違いとは?髪質別の選び方

モロッカンオイルの洗い流さないトリートメントの選び方

美容師も勧めるモロッカンオイルトリートメント。傷んだ髪の毛をケアするだけではなく、スタイリング剤として活用できるのも魅力的です。アットコスメでは、殿堂入りを果たすほどの人気ぶり。口コミでの評価も高く、実際に購入してみようか検討されている方も多いのではないでしょうか。ただ、購入するにあたって以下のような悩みや疑問もでてきますよね。

『どんな種類が販売さえているのか』
『自分の髪質に適した商品はあるのか』

そこで、モロッカンオイルの洗い流さないトリートメントの種類や違いについてまとめてみました。早速見ていきましょう

モロッカンオイル2種類の洗い流さないトリートメントを比較

モロッカンオイルの洗い流さないトリートメントには、以下2種類の商品が販売されています。

  1. モロッカンオイルトリートメント
  2. モロッカンオイルトリートメント ライト

種類が少なく、どちらか1つに絞り込むだけで簡単に選べることが分かりました。また、配合されている成分にも大きなちがいは無い様子。ただ2つに分かれているという事は、何かしらの違いがあることが想像できます。価格やテクスチャーなど、どんな違いがあるのか気になりますよね。詳しい内容を以下で説明します。

モロッカンオイルトリートメント

・価格:3,950円(税込)※通販サイト「楽天市場」
・容量:100ml
・香り:バニラ系の匂い
・テクスチャー:濃厚

モロッカンオイルトリートメントは、どんな髪質でも対応できる洗い流さないトリートメントです。濃厚なテクスチャーは髪に密着しやすく、しっとりと潤いを与えることが可能。浸透力が高いのでべた付きも感じられにくいです。また、髪の保護力に優れているので紫外線や熱によるダメージを予防できます。継続することで艶とハリのある仕上がりに。

モロッカンオイルトリートメント ライト

・価格:3,900円(税込)※通販サイト「楽天市場」
・容量:100ml
・香り:バニラ系の匂い
・テクスチャー:軽い

モロッカンオイルトリートメント ライトは、サラッと水に近い軽い付け心地が特徴的。濃厚なテクスチャーが苦手な細い髪質の方におすすめです。また色素が薄く明るい髪色をしている方にも最適。刺激に弱い髪質にも程よく浸透し、乾燥ダメージをケアすることができます。

成分濃度がモロッカンオイルトリートメント ライトの場合は低いので、深刻なダメージヘアや太い髪質の方には物足りなさを感じる恐れがあります。どちらもモロッカンオイルを使用しているので浸透力に差はありません。べた付きも少なく気持ちよく利用することが可能です。

そもそもモロッカンオイルが髪に良い理由とは?

2つの洗い流さないトリートメントを比較してみて、4つの違いがあることが分かりました。

  1. 髪の太さの違い
  2. オイルのテクスチャーの違い
  3. 配合濃度の違い
  4. 価格の違い

ところが、肝心なモロッカンオイルの魅力について「良く分からない」と感じられている方もいるのではないでしょうか。そこで、モロッカンオイルが髪に良いとされている理由について紹介していきます。

モロッカンオイルの主成分は「アルガンオイル」

モロッコには、品質の高いアルガンオイルが抽出できるアルガンの木があります。この貴重なアルガンオイルを主成分として配合しているのが「モロッカンオイル」です。水分量が少なく、風が吹き荒れる厳しい環境で育ったモロッコのアルガンオイル。

乾燥に負けない強いチカラを身に着けたアルガンの実には、髪に嬉しい成分がたっぷりと含まれています。自然が持つチカラを髪に活かすことで、効率よくトラブルを改善。傷んだ髪の毛を滑らかな状態へと導いてくれます。

優れた成分が豊富に配合されている

アルガンオイルには、髪や肌の酸化を予防するビタミンEが豊富に含まれています。髪に馴染ませるだけではなく、頭皮へのケアとして活用することも可能。髪が育つために最適な環境を作り出せます。

また、ビタミンE同様に必須脂肪酸も見逃せません。皮脂成分の構造に近いオレイン酸やリノール酸がたっぷり。高い保湿効果によって、乾燥に負けない強い頭皮と髪を維持しやすくなります。

髪や肌への馴染みが良い

アルガンオイルは、肌や髪へと浸透力が高い魅力があります。保湿力に優れているオイルの中には、べた付きが気になるものもチラホラ…。手に残った独特なヌメリを苦手としている方も多いのではないでしょうか。ところが肌馴染みの良いアルガンオイルは、抵抗感なく使用することが可能。スムーズに内部へと浸透していくので、心地よい仕上がりが体感できます。

エクステやウィッグの維持にも使える

貴重なアルガンオイルを豊富に含んだモロッカンオイルは、エクステやウィッグの手入れにも活用することができます。人毛で作られたエクステやウィッグでも、使用を重ねれば重ねるだけ、髪が絡まりやすくなりますよね。ハリも失われやすく、短期間での買い替えが必要になることも多いでしょう。

モロッカンオイルは、エクステやウィッグへ抱く悩みも簡単にカバーすることが可能です。気になる箇所に馴染ませるだけで指通りの良い状態に。さらに継続することでエクステやウィッグの傷みを緩和させる効果が期待できます。お気に入りのエクステやウィッグもモロッカンオイルで長持ちさせることが可能です。

カラー剤との併用で傷みを軽減&艶出し

幅広い色が楽しめるヘアカラー。ただ、繰り返せばそれだけ髪への負担も大きくなります。カラーリングのゴワつきを実際に体感した事がある方も多いのではないでしょうか。モロッカンオイルは、カラーリングのダメージを緩和させるために事前処理として活用することもできます。さらに、カラー剤に混ぜることで潤いのある輝きを与えることも可能です。

ただ、この方法を取り入れられるのはサロンでの施術のみ。個人の判断で利用すると、理想の髪色に仕上がらないリスクが高まります。モロッカンオイルを利用しているサロンは公式サイトで確認することが可能です。ぜひ、気になる方は近くのサロンを訪れてみてくださいね。

モロッカンオイルトリートメントで正しくケアする方法

モロッカンオイルトリートメントは、ネットで簡単に購入することができます。モロッカンオイルトリートメントを利用しているサロンを訪れなくても入手できるという事です。便利である一方で、間違った使い方をしてしまうとモロッカンオイルの効果を感じることができません。自宅ケアでも簡単に効率よく美しい髪を手に入れるためには、以下2つの使用方法について注意する必要があります。

  • 髪が清潔な状態で使用する
  • 少量ずつ髪に馴染ませる

当たり前のことのようで、意外と見落としてしまう事も多いですよね。詳しい内容について以下で説明します。

髪が清潔な状態で使用する

モロッカンオイルは、髪が綺麗な状態でなければ効果を十分に発揮しません。むしろ悪影響を与えるリスクが高いです。使用する前は必ず、シャンプーで髪を洗ってからにしましょう。

少量ずつ髪に馴染ませる

モロッカンオイルに限らず基本的にヘアオイルは、たっぷりと手に取らなくても十分に馴染ませることが可能です。頭皮や髪に付け過ぎると思わぬトラブルを招く恐れがあります。少量を数回に分けて馴染ませるのがベストです。

ちなみに、公式サイトでは1~2プッシュが推奨されています。タオルドライ後に使用するのがオススメ。髪に残っている水分でスムーズに馴染ませることができますよ。乾燥した髪に使用する場合は、毛先を中心に馴染ませていきましょう。